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Diary

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モスグリーンの一人掛けソファ

IMG_1205.jpg

私の祖父母が大切に使っていた一人がけソファ。
祖父母が、同じものを対に置いて、庭の池や四季の移ろいを
眺めながら座っていました。
いつの日か、私の母が譲り受け、私の実家に置かれていました。

今、私が暮らしている自宅が完成した2007年。
2階にあるリビングの窓から、公園の樹々をゆったり眺めて
過ごせるように、アイラーセンの3人がけソファを買い求めました。
ずっと大切に使いたいお気に入りです。
そして、暮らしているうちに、この空間に一人がけソファが
一脚あったら・・・と思うようになりました。 
その時、イメージしていたのが・・・
「"あのソファ"が祖父母の家にあった頃、祖父母が使っていた
ような使い方」でした。そして、デザインも、素材も、"あのソファ"が
理想でした。座り心地もしっくりと落ち着きます。
私は両親に相談を。すると、一脚譲ってもらえることになったのです。
もう一つは、実家に残してあります。それぞれの家で、歴史を刻むこと
になりました。
"あのソファ"が、今では我が家の大切なソファになりました。
思い出がいっぱいのこのソファと、これから先も一緒に時を刻んで
いけることが嬉しいです。

ですが、祖父母の時代から、もう長く使ってきましたので、
「毛玉」も出来ていたり、座部の内部も、随分傷みが出ていたようです。
今年になって、「ばね」を支えていたバンドが切れてしまいました。
底が破れ、脆くなったジュートのバンドから、粉くずがこぼれ落ちました。
布で覆って応急処置をしていましたが、大事なソファがその状態なのは、
さすがに気分も下がるものです。
そして「お直し」に出したのですが、すっかり元気な姿で戻ってきてくれました。
おかえりなさい♪

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