ダービシャーの蜂蜜
ちょっぴり遡って、2014年6月のイギリス便りです。
イングランド中部に位置するダービシャーにある小さな町で
日曜日のマーケットが開催されていました。
そこで出合った、蜂蜜を採って販売しているおじさんとの思い出です。
そうだ。これだな。
私はどうも、この時から口を半分あけて「楽しい妄想」をするようになった。
その数日後、ウェールズからのバスの中で、ギャグと妄想の嵐が
おばちゃんたちの間で繰り広げられ、それが私の頭の中をこんな風に
した決め手だと思っている。
この2つは強烈に鮮明に覚えているのです。
おじさんは言いました。
"君達(息子と私)、日本に家があって帰国しなければならないのかい?
さぁ、これを食べてごらんよ。 うまいだろぉ~。(←ジェスチャー付き)
目を瞑って、この蜂蜜を食べるんだ。
あぁ・・・ここダービシャーの草花の香りがぁ~。
蜂たちがこの野原を飛び回っているんだ~。
たとえ日本にいても、こうすれば、心はダービシャーにいる気分さ。
そうだろ?(←同意を求めた)"
私はこうして、人に見せられない緩んだ顔で、楽しい妄想をすることが
増えていってしまったのでした。
でも、得意?!なのが、その妄想から1分で現実に戻ることです。(笑)
こちらの蜂蜜を「イギリス便り」で召し上がっていただくために購入しました。
たしか、このお話をイギリス便りの時にもさせていただいた気がします^^
蜂蜜・・・と言うより、私の楽しい妄想の火付け役となった、ダービシャーの
蜂蜜おじさんのおはなしでした。