KEDGEREE＊ケジェリー

KEDGEREE（ケジェリー）

今月の「グランマのバスケット」（←イギリスの暮らしの教室のイベントレッスン）は
イギリスの朝ごはんをテーマにしたのですが、メニューの一つとして、このケジェリー
を紹介させていただきました。

昔、インドに渡ったある英国人が、インドの（カレー風味のスパイシーな）味つけを
アイディアとして生かして作った、インド×イギリスの一品です。とは言っても、
インド料理ほどのスパイス使いはせず、よくある「カレーパウダー」を使うだけです。

ご飯（タイ米）、魚（鱈）、卵・・・。
（他にも材料を使いますが）、この３つの食材を思い浮かべただけでも、
国や文化が違っても、調理方法が違うだけで、同じようなものを食べるな～と
思いました。

ケジェリーは「朝食メニュー」とされますが、今はもう、一般家庭で朝から作る
人は少ないのではないかと思います。
私がイギリスにいた時も、マーガレットの家でも、ブリジッドの家でも、ケジェリーを
お昼や夕食に作って食べていました。

お家（お店）によって、リゾットや御粥のような食感になるような水分量で作ったり、
もう少しパラパラした感じのご飯に仕上げたり、違いがあるとも思います。

我が家は、我が家の味のケジェリーが好きですよ～＾＾
鱈や玉ねぎをた～っぷり使います。
パセリの代わりに、ブロッコリーの新芽を使うことも多いですよ。