ニルギリ 紅茶
「ニルギリ」 南インドの3州にまたがる丘陵地帯で生産されるお茶
現地語でニルギリの意味は「ブルーマウンテン」
クウォリティーシーズンの中国系品種茶は、まるでダージリンの様。
この茶殻を目と鼻で確認したところで、さすがにニルギリとは気付きにくい。
この水色(すいしょく)、そして味わいと香りの広がりは、
ダージリンのファーストフラッシュ(春摘み茶)を想わせます。
ニルギリも、"モノ"で見事に違うので、同じニルギリとは思えません。
毎年、気候条件などによって出来栄えは変わりますし、茶園毎に特徴もあり、
何度も何度もテイスティングや勉強を重ねても、あまりに深くて終わりがない。
本来のテイスティングとは、一つの産地紅茶を茶園毎orロット毎に比較する
ものなのですが、Cozy&Rosyのレッスンの中でで、違いの把握のために行う
「産地紅茶別のテイスティング」より、前者の(本来の)テイスティングは、
もう一度!もう一度!と繰り返すほど・・・「分からなくなってきました~」
とおっしゃる生徒さんが多いです。そして「これが楽しい!」と。^^
私も実は、舌が鈍ってきて「???」となることがありますよ。(笑)
毎年...毎回...そう、永遠に「学び」と「発見」なのだと思います。